Q どれくらい高いと高血圧というのですか?

A いま循環器医が主に使っている基準は、1999年のWHO/ISHの分類をもとにして日本高血圧学会が2000年にガイドラインとして発表したもので、以下のように少し複雑な分類です。


一見複雑なのですが、要は140/90以上が高血圧で、その中に軽症、中等症、重症があるということと、正常の中に、正常の高め、と至適(最も理想的)という分類が加わったということです。

なぜ120/80未満が至適とされたかというと、それは数多くの疫学研究の結果、心血管病の発症率、死亡率が最も低いのがこの血圧区分だったからなのです。

昨年発表されたJNC-7のより新しい基準では、もっと単純化されています。
しかも、正常が120/80未満と、大変厳しくなっているのが特徴です。



この基準のとおりに、120/80を超えたら異常、と考えている医師は少ないと思います。
しかし、120/80未満の人の心血管病死亡率が最も低い、というのは証明されたエビデンスなのです。




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